2021.01.18

ローラン・ラ・ギャルド

ローラン・ラ・ギャルド
ジロンド河を挟んでサンジュリアンの対岸に位置するサン・スーラン・ド・キュルサックにあるシャトー・ローラン・ラ・ギャルド。なだらかな傾斜が続くブライの土地の中でも小高い丘の上にある約29ヘクタールの一枚畑を持ち、日当たりと水捌けのよい傾斜、ジロンドから吹き抜ける風などテロワールの恩恵を受けています。ヴィニュロンであるブルーノ・マルタン氏は、父の代からの自然農法を受け継ぎ、化学除草剤などは使うことはしません。現在はビオロジックを導入し、認定も受けています。
写真 左のプレスティージは、ブライの風土とマルタン氏のワイン造りの根底が良く表れているキュヴェで、低温マセラシオン、天然酵母による 醗酵、ソフトプレスを行い、バリック(新樽1/3、1年樽1/3、2年樽1/3)にて熟成しています。はっきりと力強い果実の濃縮感、チョコレートやカカオ、ペッパーや香木のスパイシーさや土の香り、細やかさのあるタンニン、シルキーな舌触りの飲み口は優しくも深みとボリューム感に富んだブライでも指折りのワインです。